確定拠出年金(iDeCo)の最低額は?みんなの積立金額の掛金平均はいくら?

確定拠出年金(iDeCo)の積立金額

確定拠出年金(iDeCo)の積立額は各個人で決めることができます。最低額の月5,000円の積立から、職業(他の年金加入状況)によっては最大68,000円積み立てることができます。他の人はどれくらい積み立ててるの?と気になる金額を、国民年金基金連合会の公開している情報を見てみましょう。

職業ごとの確定拠出年金(iDeCo)積立可能額

確定拠出年金(iDeCo)は、職業や他の年金加入状況によって積立可能な金額が決まっています。まずは自分がいくら積立可能なのかを知っておきましょう。

中小企業に務める会社員の最大掛金は月23,000円

第2号被保険者と呼ばれる会社で社会保険料を払っている人は、月々最大で23,000円を掛金として積立てることができます。

企業型確定拠出年金(DC)って何?会社で企業年金なんて聞いたことがない!という方はこちらに該当します。

企業型確定拠出年金(DC)に加入している人は月20,000円

企業型確定拠出年金(DC)に加入している人(第2号被保険者)は最大20,000円の掛金となりますが、企業型確定拠出年金に全社員が加入している企業は全国で2019年3月30日現在、225社のみなので該当者は多くないでしょう。(出典:厚生労働省「企業型年金の運用実態について」

確定給付企業年金、厚生年金基金に加入している会社員は12,000円

お勤めの企業が大企業だと企業年金がある場合があります。企業年金に加入している場合(第2号被保険者)、最大の掛金は12,000円までとなっています。

主婦の最大掛け金は23,000円

主婦(第3号被保険者)でも確定拠出年金として掛金を積立てることができます。主婦の場合は所得がないことが前提になるので、所得控除のメリットは享受できませんが、運用益非課税のメリットは大きいので活用したいところです。

個人事業主やフリーランス・学生の最大掛金は68,000円

第1号被保険者となる、国民年金(基礎年金)のみで厚生年金に加入していない人は68,000円まで積立てることができます。

もともと、個人事業主向けの制度だった確定拠出年金(iDeCo)ですので、第1号被保険者は多くの掛金を拠出することができます。

みんなの確定拠出年金(iDeCo)の積立金額は?

加入者の掛金額分布・平均(毎月定額拠出)

出典:国民年金基金連合会「iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入等の概況

さて、一番気になるみんなの確定拠出年金(iDeCo)の積立金額です。厚生労働省が公開している2018年3月時点の情報に記載されています。

中小企業の会社員は平均で16,210円積立ている

上記の表の第2号(うち企業年金無)の欄が一般的なサラリーマンの加入者数・割合です。平均額は16,210円となっていますが、20,000円以上の掛金を拠出している人が248,728人と全体の54%を超えています。20,000円以上ですから、おそらくほとんどが23,000円の最大掛金を拠出しているのではないかと予測できます。

多くの加入者が確定拠出年金の制度を最大限活用するべく満額を拠出しているのでしょう。

企業年金(DC・DB)に加入している人の平均は10,620円

上記の表の第2号(うち企業年金有)の欄は、最大掛金12,000円の被保険者と20,000円の被保険者がいますので、10,000円以上拠出している企業年金(DB)加入者は恐らく満額の12,000円、DCのみ加入している人も恐らく満額の20,000円拠出している人が多そうです。

主婦の確定拠出年金(iDeCo)の掛金平均は16,170円

主婦でも確定拠出年金加入者は23,000人いて、平均は16,170円となっています。こちらも恐らく満額の23,000円の加入者が多そうです。

自営業者・フリーランスの平均は27,270円

自営業者の掛け金は平均27,270円でした。最大68,000円まで積立られるとわかっていても、そこまで拠出するのは大変かもしれません。20,000円程度拠出している人がほとんどですが、それでも最大まで制度を使っている人も多くいます。

確定拠出年金(iDeCo)の積立金額はいくらが良いのか?

積立金額の平均を見てみると、比較的多く積み立てられている印象ですね。国民年金基金連合会のデータを見るに、やはり最大の掛金で積み立てている人が多くいるので、出来るだけこの有利な制度を使うのが良さそうです。

つまり、満額で拠出するのが一番良い!ということになりますね。

まだ確定拠出年金を始めてないという方は、最低額の月5,000円からでも積み立てて行くと良いでしょう。